リーマンショックの直後の経済不況下に所長の青木が無謀にも独立。当初は事務員もおらず、文字通りの「一人事務所」。
事務所掃除、依頼者へのお茶出し、電話対応から書面作成、裁判所や郵便局への書類提出などもすべて青木単独で行っていた。疲れ切って段ボールを床に広げて寝ることもしばしば。しばらくして事務員を雇うことができるようになり業務も経営も安定。「今事務所があるのは様々な方々が陰に陽に支えてくれたおかげ。本当に運がよかった」（青木談）。

青木の大学時代の親友である大学教授からの紹介により入所。司法試験100番以内の合格なのだから名門事務所に就職すればいいのにと青木が聞くと、「仕事をするのに順位も事務所も関係ないので」とクールに回答。迅速かつ正確な仕事にクライアントから絶大な支持を得、今や事務所の大黒柱。「意外に人情肌。責任感強いし」（青木談）。「入所時に「親友の紹介だからって安住するな！」と言われたんで頑張ったんですっ！！」（野村談）

創業から10年を経て一区切りつけるために法人化。「法人化しないんですか？と色々なひとに聞かれすぎて答えるのがめんどくさくなったから」（青木談）。

緻密な調査力と丁寧な段取りで案件を着実に適正な解決に導く。登録3年目にして既に事務所に欠かせない存在。「予備試験合格者の調査能力は高いねぇ」（青木談）「いや彼の能力が高いんですよ」（野村談）。事務所の雰囲気を明るくする意外性のある行動も好評。